フランス？1910年頃

カリブレカット・ルビー、オールドヨーロピアシカット・ダイヤモンド、ブラチナ＆ゴールド（K14）

ベゼル3cmx1,5cm

カリブレカットは、石を、レール状の部分に入れて縁を倒してセットする石留めで、石と石の間に爪が見えないですし、石もラインに合わせてカットしてあるので、ルビーの美しい赤いラインが名脇役として重要な役割を果たしています。

カリブレカット・ルビーとダイヤのラインは段差があるのが分かります。

ダイヤモンドの部分だけがプラチナを使っているのが、プラチナの価格が非常に高価だったエドワーディアンの証です。カリブレカットは、エドワーディアンからアールデコにかけて、優れたデザインのジュエリーには欠かせない重要な技術なのです。